Name: 穂岐山刃物株式会社
Address: 香美市, 782-0039, JP
Telephone: 0887-53-5111

Kitchen Knife Artisan

穂岐山刃物株式会社について

土佐刃物は日本刀鍛冶を起源とする伝統工芸として800年の歴史を持っています。
様々な包丁や農山林園芸用ツールが製造され、伝統の技法で鍛造、熱処理された商品群は
ご家庭やプロの現場において耐久性と切れ味で高い信頼を得ています。
長年にわたる品質評価を受けて、2007年には特許庁より、「土佐打刃物」は地域ブランドの認定を受けました。
当社は土佐刃物を代表するメーカーとして1919年に創業し、私共の中軸技術である鍛造製法を背景にさまざまな刃物を100年の歴史の中で創造してきました。
金属加工技術の研究とステンレス鋼材、複合鋼材処理ノウハウの蓄積の一方、新素材へのたゆまぬ努力と挑戦が80年代半ばにセラミック包丁を生み出しました。
また、90年代には刃物用ロボット研磨や紋様の美しいダマスカス鋼材を開発するなど、国内外から、その技術力および品質が高い評価を受けています。
穂岐山刃物は、常に最新の技術、素材に取り組み、新しい切れ味をお届けしていきます。

弊社について

穂岐山刃物は、土佐打刃物の技術、精神、そして誇りを今もなお継承し、未来に向けて伝え続ける高知随一の刃物メーカーです。

100年を超える歴史の中で蓄積された技術的信用、信頼から国内外の著名包丁ブランドのOEM生産も多数手掛けています。

伝統的な打刃物作りを守るかたわら、その進化を途切れさせないために、新技術開発、新素材・新製法への挑戦を続けています。

経済産業省より海外需要獲得分野で評価され、「2017はばたく中小企業300社」「地域未来牽引企業」として選定・表彰いただきました。

弊社は今後も高い付加価値を創出し、地域に対する経済的波及効果を及ぼす取り組みを続けて参ります。

３つのプロダクト・カテゴリー

伝統的な製法にこだわった『土佐一』。
家庭用からプロユースまで幅広い需要に対応する『左近』。
革新的な素材や製法を使った『無限』。
３つのカテゴリーで製品開発、シリーズ展開しています。

ブレード芯材に炭素鋼を使い、昔ながらの鉄の味わいを受け継ぐ伝統的な包丁シリーズです。（一部の製品は土佐鍛冶職人による手打鍛造品）　鉄を使っているため、手入れを怠ると刃が錆てしまいますが、切れ味にアナログな味わいがあり、微妙な素材の感触をつかみやすいのも特徴のひとつです。日本人の台所で調理・食材の下拵えに活躍し続けてきた和包丁の基本スタイルです。

土佐打刃物の始祖・吉光の父とされる江戸後期の名刀、藤四郎の通称に因んで命名された、穂岐山の幅広い商品群の中核をなす包丁シリーズ。日本刀から受け継ぐ技に現代の技術や素材を応用し、高い実用性と切れ味を追求する。
鎌倉時代から進化を続けてきた土佐打刃物の現代の姿。主な使用素材はステンレス、ハイス鋼、ダイス鋼、ダマスカス鋼（皮鉄）で、錆びにくく、鋭い切れ味と耐久性を重視した設計。ハードなプロユースから家庭用まで幅広い需要に対応するシリーズです。